【2023年版】土地が売れないのはなぜ?売れない理由や対処方法を解説!

  土地が売れないのはなぜ?売れない理由や対処方法を解説!

この記事のハイライト
●土地の価格が相場よりも高かったり境界が曖昧になっていたりすると売却しづらい
●土地の売却期間が長引くと税金や管理費などのコストがかかる
●仲介での売却が難しい場合は不動産会社に買取を依頼するのがおすすめ

土地は売り出してもすぐに買主が見つかるとは限りません。
土地の状態や立地によっては、なかなか買主が見つからずに売れ残ってしまうこともあります。
今回は、土地が売れない理由や売れないとどうなるのか、売れない場合の対処方法を解説します。
愛知県あま市で土地の売却をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。

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土地が売れない理由とは?

土地が売れない理由とは?

一般的な不動産売却にかかる期間の目安は、約3〜6か月です。
不動産流通機構の調査結果によると、2011〜2020年の首都圏における土地売却の平均期間は94日とされています。
つまり、多くの方が土地を売り出してから3か月ほどで売却できているということです。
もし、土地を売り出してから3か月以上が経過しても反応がないのであれば、なにかしらの対処が必要でしょう。
適切な対処方法を知るためにも、まずは売れない理由から解説します。

売り出し価格が相場よりも高い

現代はスマートフォンやパソコンがあれば、不動産の相場をある程度把握することができます。
ほとんどの方が相場を知ったうえで土地探しをおこなうため、相場よりも高いとなかなか売却できません。
3か月以上たっても売却できない場合は、売り出し価格の見直しをおこないましょう。
もし相場からかけ離れた値段設定になっている場合は、相場に見合った価格に値下げする必要があります。

土地の条件が悪い

土地そのものや立地の条件の悪さも、なかなか売れない理由の1つです。
たとえば以下のような土地は需要が低いため、売れるのに時間がかかる可能性があります。

  • 土地の形状がいびつで使い勝手が悪い
  • 土地面積が極端に大きい(または小さい)
  • 周辺にごみ処理施設などの嫌悪施設がある
  • 道路に面しておらず再建築不可となっている

条件が悪い土地は、相場と同等の価格で売り出してもなかなか売却できません。
成約に繋げるには、条件に見合った価格設定をおこなう必要があります。

境界が曖昧になっている

相続した古い土地などは、隣地との境界が曖昧になっていることも珍しくありません。
境界が確定していないと、隣地所有者とトラブルになる可能性があります。
たとえば、隣地所有者と境界線の認識に相違があり、増改築の際に揉めるなどです。
トラブルリスクが高い物件を購入する方はほとんどいないため、境界を確定させてから売り出すようにしましょう。

市街化調整区域に立地している

土地が市街化調整区域にある場合も、売却に時間がかかる傾向があります。
市街化調整区域とは、自然や農地を保護するための区域で、原則として住宅や商業施設などは建設できません。
特例的に建築が可能なこともありますが、建て方や規模などに多くの制限があります。
そのため、なかなか買主が見つからずに売れ残ってしまうケースも珍しくありません。

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土地が売れないとどうなる?

土地が売れないとどうなる?

土地が売れないため、仕方なく所有し続ける方もいらっしゃるでしょう。
しかし、長期間所有し続けるとなると、以下のようなデメリットが生じます。

毎年税金がかかる

土地は活用していなくても毎年固定資産税がかかります。
土地が市街化区域にある場合は、固定資産税に加えて都市計画税も支払わなければなりません。
固定資産税と都市計画税を求める計算式は以下のとおりです。

  • 固定資産税:固定資産税評価額×1.4%
  • 都市計画税:固定資産税評価額×0.3%

土地のうえに住宅が建っている場合は、固定資産税や都市計画税の軽減措置を受けられます。
しかし、更地は軽減措置の適用外なので、支払う税金の負担も大きくなります。
売却期間が長引くほど税負担も大きくなるため、早めに売却できるよう対策が必要でしょう。

管理費や手間がかかる

土地は定期的に管理しないと、雑草が生い茂り害虫や害獣の発生源となります。
害虫や害獣が住み着いてしまうと、フンやにおいが原因で近隣住民とトラブルになるかもしれません。
また、管理されておらず荒れた土地は人が寄り付かないため、放火や不法投棄など犯罪のターゲットにされやすくなります。
土地の管理不足が原因で放火が起き、近隣住民にまで被害が及んだ場合、所有者が責任を負わなければなりません。
このような事態を防ぐには、定期的に現地を訪れ管理する必要があり、手間やコストがかかってしまいます。

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土地が売れない場合の対処方法

土地が売れない場合の対処方法

最後に、土地が売れない場合の対処方法を4つ解説します。
土地を売り出してから3か月以上が経過しても反応がないときは、以下の方法をご検討ください。

売れない原因を改善する

土地そのものに問題がある場合は、その原因を改善するとスムーズに売却できる可能性があります。
たとえば、土地が大きすぎて買主のニーズに合っていない場合は、分筆して土地を小さく分けてから売り出すと良いでしょう。
土地が小さくなれば、その分価格を落とせるため、買主も購入しやすくなります。
ただし、土地を分筆後に売却する際は、宅地建物取引業法における反復継続に注意が必要です。
反復継続とは、繰り返し不動産取引をおこなうことを意味します。
宅建免許を持たない個人が、不特定多数の方に不動産を継続して販売することは認められていません。
そのため、分筆後の土地を複数回にわけて売却すると、反復継続的取引とみなされ罰則を受ける可能性があります。
このようなリスクを避けるためにも、広い土地をすべて売りたい場合は、分筆前に不動産会社にご相談ください。
不動産会社が土地を一括で買い取り、その後分譲地として販売する方法もあります。

値下げを検討する 

土地に問題がないのになかなか売れない場合は、土地価格を見直してみましょう。
先述したように、売り出し価格が相場に見合っていないと売れ残る原因となります。
もし売り出し価格が相場よりも高いと感じたら、現在の価格から20%を目安に値下げすると良いでしょう。
少額だと値下げに気付いてもらえず、かといって大幅に値下げすると不審に思われてしまう可能性があります。

隣地所有者に打診する

隣地所有者に、土地の購入を持ちかけてみるのも選択肢の1つです。
所有する土地と隣地が合わさることで活用の幅が広がるため、隣地所有者なら買い取ってくれる可能性があります。
もし売却代金を得られなくても良い場合は、寄付を検討してみても良いでしょう。
購入を断られた場合でも、寄付となれば受け付けてくれるかもしれません。
ただし寄付をする場合は、隣地所有者に贈与税がかかる可能性を説明しておく必要があります。

不動産会社に買取を依頼する

土地が長期間売れなければ、買取を検討してみるのもおすすめです。
買取とは、不動産会社が直接土地を買い取ることです。
仲介のように個人の買主を探す必要がなく、はじめから売却相手がきまっているため、売れ残る心配がありません。
不動産会社と条件が合えば、1週間から1か月ほどで現金化できます。
仲介に比べると売却価格は低くなりますが、売却が長引けばその分維持管理費の負担も大きくなります。
仲介での売却が難しい場合は、不動産会社による買取を検討してみてはいかがでしょうか。

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まとめ

売り出し価格が高い、土地の条件が悪いなど、土地が売れない理由はさまざまです。
土地が売れずに所有期間が長くなると、税金や管理費などのコストだけが発生して、金銭面の負担が大きくなります。
もし仲介での売却が難しいようであれば、不動産会社による買取を検討してみてはいかがでしょうか。
あま市の不動産売却なら「ハウスドゥ 愛西 (株)不動産トータルサポート」へ。
あま市のほかに愛西市にも密着しており、市街化調整区域の物件を得意としています。
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このブログの担当者

渡邉 友浩

株式会社不動産トータルサポート代表取締役

ハウスドゥ155号稲沢、ハウスドゥ家・不動産買取専門店  155号稲沢、ハウスドゥ愛西、ハウスドゥ弥富・佐屋を運営しています。  

岐阜県出身 南山大学法学部卒   業界歴 24年 

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部署:代表取締役

資格:宅地建物取引士・一級建物アドバイザー・不動産キャリアパーソン・空き家マイスター・住宅ローンアドバイザー

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